将来的な勤務地や職務内容など明示義務化の方向へ

桜が随分と咲き始めましたね。春、新しい生命の息吹を感じる今日この頃です。

新入社員の入社準備で「労働条件通知書兼雇用契約書」の書き方や雇用契約について最近考えたばかりという担当の方も多いかと思います。

今回はその勤務地と職務内容に関して、改正法のお知らせです。

現在は労働者採用直後の勤務地や仕事内容を労働契約に明示することが定められています。

今後は、採用直後だけでなく将来の勤務地や仕事内容についても明示が義務づけられる方向になります。

もとにある考えとしては、転勤や異動の範囲を予見できるようにすることで、労使のトラブルを防ぎ、労働者のワークライフバランス向上や将来の生活を設計しやすくすることにあります。

2022年3月17日に厚生労働省の有識者検討会がとりまとめた報告書案に方針が盛り込まれてます。今後、厚労省の審議会で議論され、労働基準法など改正の流れとなりますのでご注意ください。

 

労働・社会保険手続・給与計算・求人(http://ashita-ba.com/kyuuyokeisan-hiroshima/)など労務管理や就業規則・賃金・人事制度コンサル(http://ashita-ba.com/jyoseikin-hiroshima/)のご相談・手続きなら、広島労働局すぐ近く「あしたば社会保険労務士法人」までお気軽にご連絡下さい。 

TEL:082-228-5517 メール: https://ashita-ba.com/fom-hiroshima/