桜が随分と咲き始めましたね。春、新しい生命の息吹を感じる今日この頃です。
新入社員の入社準備で「労働条件通知書兼雇用契約書」の書き方や雇用契約について最近考えたばかりという担当の方も多いかと思います。
今回はその勤務地と職務内容に関して、改正法のお知らせです。
現在は労働者採用直後の勤務地や仕事内容を労働契約に明示することが定められています。
今後は、採用直後だけでなく将来の勤務地や仕事内容についても明示が義務づけられる方向になります。
もとにある考えとしては、転勤や異動の範囲を予見できるようにすることで、労使のトラブルを防ぎ、労働者のワークライフバランス向上や将来の生活を設計しやすくすることにあります。
2022年3月17日に厚生労働省の有識者検討会がとりまとめた報告書案に方針が盛り込まれてます。今後、厚労省の審議会で議論され、労働基準法など改正の流れとなりますのでご注意ください。
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