「令和4年度の雇用保険料率変更」について
厚生労働省から「雇用保険」に関するお知らせが、該当の事業所様に
順次届いている最中と思います。
そこには「令和4年度の雇用保険料率と年度更新」についても記載され
ています。
現在、雇用保険法等の一部を改正する法案が国会に提出されていますの
で（3月16日時点）、下記表の様な二段階での料率変更になると思います。
結論としては、令和4年4月1日から事業主負担分のみ0.5／1000引き上がり、
令和4年10月1日～令和5年3月31日については労働者・事業主負担ともに
2／1000引き上げることになります。
例えば、率が高めの建設業の場合、現在の12／1000に比べて、令和4年4月1日
～9月30日の雇用保険料率は12.5／1000、令和4年10月1日～令和5年3月31日の
雇用保険料率は16.5／1000となります。
率の低い一般の事業の場合、現在の9／1000に比べて、令和4年4月1日～9月30日
の雇用保険料率は9.5／1000、令和4年10月1日～令和5年3月31日の雇用保険料率
は13.5／1000となります。
保険料率が正式決定しましたら、また厚生労働省ホームページや当法人でもお知らせ
します。
次回は年度更新等みていきたいと思います。
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