令和3年度の最低賃金、28円引き上げ全国平均時給930円の目安を発表

中央最低賃金審議会は、令和3年度の地域別最低賃金改定について、昨年は新型コロナウイルスの影響で雇用を守ることが優先とされ目安を示すことが出来ませんでしたが、今年はすべての都道府県で28円引き上げ、全国平均で時給930円とする目安を示しました。

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28円の引き上げは、最低賃金を時給で示すようになった平成14年以降で最高額となります。

実際の引き上げ額は今後この目安をもとに各都道府県で取り決めていきます。

当然ながら賛否ありますが、例年通りであれば、8月下旬頃に各都道府県の最低賃金額が決定し、10月から適用される見通しですので、またお知らせします。