建設キャリアアップシステム(通称 CCUS)が動き出しています!
本格稼働から1年半が経過しました。このところ元請会社からの求めや外国人技能実習生受け入れを発端に建設キャリアアップシステム登録をお考えの建設業者様が増えてきています。
建設キャリアアップシステムとは、令和元年度から本格稼働した官民連携システムで、一般財団法人建設業振興基金が現在運営にあたっています。
システム導入のメリットとしては、各技能者の就労実績や資格が登録され、技能の公正な評価や工事品質の向上、現場作業の効率化などにつながるとされています。
登録により、ICカード(キャリアアップカード)が配布され、業界で横断的に登録・蓄積が可能となります。
近年、建設業界の高齢化や若年者減少が重要視されていましたが、ここに歯止めをかけ、将来にわたって建設業の優秀な担い手を確保育成していくことを目標に導入されています。
展望としては、各個人の給与引き上げや建設産業全体の価格交渉力を向上させる目的もあります。
ただシステムの利用には、事業者様の商号や所在地、建設業許可情報等の登録が必要となります。
また技能者の方は、本人情報(住所氏名)や社会保険加入状況や各資格履歴などの登録が必要となります。
登録でお困りの建設事業主様や技能者様は、「あしたば行政書士事務所」まで(http://ashita-ba.com/kyoka-hiroshima/)