雇用調整助成金 さらなる拡充へ向けて

新型コロナウィルスの感染拡大により、政府・与党は26日、雇用調整助成金について、さらに拡充する方向で検討に入りました。

雇用調整助成金は売上が減少しても従業員を解雇せず休業や出向などによって雇用を調整した企業に、国が手当の一部を助成する制度です。

政府はすでに緊急対応策として支給要件を緩和するなどしてきました。

これについて政府・与党は、新型委コロナウィルスの影響が長期化しており、引き続き雇用を維持することが重要だとして助成金をさらに拡充する方向で検討に入りました。

 自民党内では解雇を行わない場合、助成率を

〇大企業2分の1→3分の2へ

〇中小企業3分の2→5分の4へ

引き上げに加え、従業員を1人も解雇しない場合は最大で9割とする方針です。

 また、通常は正社員など雇用保険に入っている労働者が対象ですが、アルバイトなど未加入の非正規労働者にも拡大します。

 厳しい状況が続く中で助成金の拡充が実現され、また多くの事業主様が活用できることを願います。

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