出国税導入で就業規則・旅費規程の変更が必要に...

今後は日本出国時に税金がかかる可能性が!?

 

現在、政府の間で導入が話し合われている「出国税」ですが、恒久的に徴収する国税の新設は数十年ぶりです。

 

あれっ、これまでもそんな税金あったのでは!?

そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これまでのものは「外国転出時課税」といって、一定要件を満たした人が外国に移住する際にかかる税金を「出国税」とも呼ぶことがあったという話にすぎません。新税として導入される「出国税」はこれとは異なるものです。

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では、「出国税」とは、どんな税でしょうか!?

日本を出国する人に対して1人あたり1,000円を航空運賃などに上乗せして徴収出来る税金にする方向で今のところ検討されています。

時期的には、2019年度からの実施を目指すようです。

対象者については、安倍首相の成長戦略の柱の一つ観光振興に基づく税制度なのですが、プライベートの旅行で出国する日本人のみならず、出張で出国する日本人や訪日外国人など多岐に及びます。その中には、どうやら外国人技能実習生も含まれるようになりそうです。

 

各社では、出張の際の就業規則や旅費規程、外国人技能実習生の扱いなど各種修正が必要になってきそうです。今後の動向が懸念されますね。

 

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